※中学校での進路指導が本格化する前の調査結果です。倍率が高く出ている高校については、今後大きく変わる可能性があります。

 埼玉県教育委員会から、1回目の進路希望状況調査結果が発表されました。令和2年10月1日現在の集計結果です。
 今年の埼玉県全体の中学校卒業予定者数は61,740人で、前年同期より1,353人減少しています。
 県内の全日制公立高等学校全体の進学希望者は、内部進学希望者159人を除くと42,794人で、募集人員36,040人に対する割合は1.19倍と、過去20年間で最も低くなっています。学科別では普通科が1.29倍、専門学科が0.88倍、総合学科が1.04倍です。

県内の公立高校で、倍率が高い高校・学科は次の通りです。
■全日制普通科
 市立川越 普通科 4.34倍
 川口市立 普通科 3.06倍
 市立浦和 普通科 2.73倍
 川越南 普通科 2.45倍
 浦和西 普通科 2.34倍

 普通科で倍率が2倍を超えている高校は9校です。(市立川越・川口市立・市立浦和・川越南・浦和西・上尾・越ヶ谷・大宮・越谷南)

■全日制専門学科・総合学科
 大宮 理数科 2.55倍
 久喜工業 情報技術科 2.53倍
 大宮光陵 美術科 2.50倍
 越谷総合技術 食物調理科 2.20倍
 市立大宮北 理数科 2.10倍
 川越総合 総合学科 2.10倍

 専門学科・総合学科で倍率が2倍を超えている学校は以上の6校です。
 近年、進学希望者が減少傾向にある外国語科は、1.07倍と前年よりも0.06ポイント低下しています。理数科も同様に低下傾向が続いていましたが、今年は1.66倍と前年よりも0.23ポイント上昇しています。


 詳細については埼玉県のホームページをご確認ください。