Year: 2020

川越西口校【中2特別講座】のお知らせ

 中間テストも終ったのも束の間、来月末には期末テストが近づいております。山手学院川越西口校では、受験学年はもちろんのこと、受験学年以外の補習・勉強会などに力を入れていきます。ぜひともご参加ください。 ◆中2特別講座のお知らせ◆ 対象:中学2年生 日にち:11/04(水)・05(木) 時間帯:19:00-21:50 教科:4日(国語)・5日(数学) 持ち物:学校ワーク・塾ワーク ご参加お待ちしております。 山手学院川越西口校の校舎案内へ戻る

狭山校【11月北辰テスト解説授業】のご案内 

 中間テストも終了し、年内実施の北辰テストもいよいよ残すところ2回となりました。現在は保護者面談にて資料をもとに進路についてお話をお伺いしているところです。少しずつ固まってくる目標に、お子様たちの表情も受験生らしくなってきたようです。  そこで、11月1日(日)に実施されます北辰テストの解説授業を当日、狭山校にて行います。テストを受けた当日に解き直しをすることで、わからない部分を残さないようにするのはもちろんのこと、目標に向けての学習計画を再確認する機会とさせていただきます。 日時 :11月1日(日) 16:00~18:00 201教室 持ち物:筆記用具・北辰テスト 山手学院狭山校の校舎案内へ戻る
埼玉県入試情報

【入試情報】進路希望状況調査結果(1回目)が埼玉県教育委員会から公表されました。

※中学校での進路指導が本格化する前の調査結果です。倍率が高く出ている高校については、今後大きく変わる可能性があります。  埼玉県教育委員会から、1回目の進路希望状況調査結果が発表されました。令和2年10月1日現在の集計結果です。  今年の埼玉県全体の中学校卒業予定者数は61,740人で、前年同期より1,353人減少しています。  県内の全日制公立高等学校全体の進学希望者は、内部進学希望者159人を除くと42,794人で、募集人員36,040人に対する割合は1.19倍と、過去20年間で最も低くなっています。学科別では普通科が1.29倍、専門学科が0.88倍、総合学科が1.04倍です。 県内の公立高校で、倍率が高い高校・学科は次の通りです。 ■全日制普通科  市立川越 普通科 4.34倍  川口市立 普通科 3.06倍  市立浦和 普通科 2.73倍  川越南 普通科 2.45倍  浦和西 普通科 2.34倍  普通科で倍率が2倍を超えている高校は9校です。(市立川越・川口市立・市立浦和・川越南・浦和西・上尾・越ヶ谷・大宮・越谷南) ■全日制専門学科・総合学科  大宮 理数科 2.55倍  久喜工業 情報技術科 2.53倍  大宮光陵 美術科 2.50倍  越谷総合技術 食物調理科 2.20倍  市立大宮北 理数科 2.10倍  川越総合 総合学科 2.10倍  専門学科・総合学科で倍率が2倍を超えている学校は以上の6校です。  近年、進学希望者が減少傾向にある外国語科は、1.07倍と前年よりも0.06ポイント低下しています。理数科も同様に低下傾向が続いていましたが、今年は1.66倍と前年よりも0.23ポイント上昇しています。  詳細については埼玉県のホームページをご確認ください。

坂戸校【学童クラブ 山手ジュニア開校説明会】のご案内

 このたび、令和3年3月1日(月)より、新小学1年生~新小学6年生のお子さまを対象とした、学習指導付き学童クラブ「山手ジュニア」を開校することとなりました。そこで、下記日程にて説明会を実施し、システム等に関しましてご説明させていただきます。  ご多忙中、誠に恐縮ですが、ぜひともご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。 会 場 山手学院 坂戸校 第1回 11月15日(日)10:30~11:30 第2回 11月29日(日)10:30~11:30 対 象 新小1~新小6のお子さまをお持ちの保護者様 申 込 直接校舎でのお申込み・お電話でのお申込み・メールでのお申込み 山手学院 坂戸校 住所 坂戸市緑町5-3 電話 049-289-2611 Mail sakado@yamate-gakuin.co.jp 山手学院坂戸校の校舎案内へ戻る

川越西口校【全国統一小学生テスト算数解き直し勉強会】のお知らせ

 11/3(祝火)に実施される全国統一小学生テストの「算数見直し勉強会」を下記のスケジュールで行います。ご確認ください。 ◆全国統一小学生テスト算数解き直し勉強会◆ 日にち:11月14日(土) 時間帯:10:30~11:15(小1~小3) / 11:25~12:10(小4~小6) 会 場:山手学院 川越西口校 山手学院川越西口校の校舎案内へ戻る

坂戸校【中学3年生 第5回北辰テスト 成績アップ】報告

 第5回北辰テストにおいて、山手学院坂戸校に在籍している多くの生徒が、成績アップを果たしました。  山手学院坂戸校では、通常授業に加え、毎週土曜日に国語・数学・英語の『入試対策ゼミ』を9月より開講しております。  入試対策ゼミは、近年の出題傾向に合わせて作成されたテキストを用いて、効率よく、効果的に学習を進めていきます。苦手な教科や単元を克服するための受講や、得意教科をさらに得点源にするための受講など、自分の目的に合わせた受講が可能です。 坂戸校【土曜ゼミ】のお知らせ 山手学院坂戸校の校舎案内へ戻る

川越西口校【中学3年生対象 10月勉強会】のお知らせ

 中間テスト終わり受験に向けてさらに加速していく時期になりました。受験に悔いを残さないためにも、山手学院川越西口校では「受験生ファースト」を貫き、補習・勉強会などに力を入れていきます。 ◆10月勉強会のお知らせ◆ 対象:中学3年生 日にち:10/24(土) 時間帯:10:00-12:50 教科:数学 持ち物:北辰のかこもん ご参加お待ちしております。 山手学院川越西口校の校舎案内へ戻る

川越西口校【水曜勉強会】のお知らせ

 山手学院川越西口校では、今回の中間テストの結果を踏まえて、お子様一人一人に具体的な学習指示を行っていますが、2学期の通知表を確定させる期末テストでより良い結果を出していくためには早めの準備が必要となります。 そこで、理社のない水曜日の授業終了後の時間を使って、期末テスト勉強会を実施いたします。今回は数学・英語に特化した、塾のワークを使った演習形式の勉強会とさせていただきます。以下の日時での実施となりますので、積極的にご参加・ご活用ください。 ◆水曜勉強会◆ 日時:毎週水曜日 21:00-21:50 教科:数学・英語 持ち物:塾ワーク・学校ワーク 是非ともご参加ください。 山手学院川越西口校の校舎案内へ戻る

プログラミング通信 | 2020年11月号

学院長あいさつ 試行錯誤を楽しもう!  みなさんはプログラミングに楽しく取り組んでいますか?  もし、楽しくなかったとしたら、たいへんです。  どんなことであっても、楽しく取り組むから、できるようになります。かならずリラックスしてから、楽しい気分でプログラミングに取り組んでくださいね。  さて、宇宙も、世界も、生物も、君も、情報でできています。生物であれば、本体は、細胞のなかのDNAです。DNAの持っている情報によって、人間もできあがっています。DNAの持っている情報のことを遺伝子といいます。  プログラミングは、遺伝子のような小さな情報を組み立てて、一つのパッケージをつくっていきます。思ったとおりに動かなければ、情報を組み替えたり、削除したり、新しい情報を加えたりします。形の異なるパーツで、自分の考えているモデルをつくりあげていくレゴ・ブロックの組み立てにとても似ています。  じつは、スクラッチの開発チームの責任者であるレズニック博士は、レゴ・カンパニーの開発にもたずさわっています。自分が考えているプロジェクトをつくっていくという工程は、スクラッチもレゴ・ブロックも共通です。そして、どちらも「遊び」「プレイ」です。  「遊び」とか「プレイ」などというと、「柔道」とか「書道」とか「茶道」のように「道」が好きな日本人には、ちょっと抵抗があるかもしれません。そのうち「プログラミング道」などということになったら、どうしましょうか?  わたしが、最初に、「みなさんはプログラミングに楽しく取り組んでいますか?」と声をかけたのは、プログラミングにかぎらず、文化の本質が「遊び」だからです。  芸術も、スポーツも、プログラミングも、「楽しいこと」であって、けっして「苦しいこと」ではありません。オリンピックのさまざまな競技も、そのスタートは「遊び」「プレイ」です。  山手学院の卒塾生のなかに、スポーツ科学を専攻している大学院生がいます。彼は、 「スパルタ指導で、厳しく練習するのがいいか。遊び感覚で楽しく練習するのがいいか。ぼくは、楽しく練習するほうが、効果が上がると確信しています」といっていました。  彼は、オランダの歴史学者、ヨハン・ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』(遊ぶ人)を読んでいて、「遊びが文化に先立つこと」「遊びが芸術やスポーツに発展したこと」をスポーツのコーチをしながら、実感したそうです。 「なんでも、楽しくやらなきゃ、上手になりませんよ」  と、力説していました。  わたしもおなじ考えです。プログラミングも、学習も、受験勉強でさえ、楽しくやれば、かならずできるようになります。  プログラミングは、たしかに試行錯誤をくりかえしますから、傍から見ればつらそうに見えますが、やっている本人はつらくないはずです。試行錯誤しているあいだ、本人は、たくさんのことを学んでいます。試行錯誤が本来の学習です。  ぜひ試行錯誤も楽しんでくださいね。 学院長 筒井 保明 プログラミング的思考は教科書でどのように取り上げられているか③  第3回は、理科ではどのように扱われているのかについてみていきます。  「プログラミングは理系教科と捉えられがちですが、そうではありません」ということを、算数の回で掲載しました。  (※プログラミング的思考は、算数や中学校以降で学習する数学と深い関係性があります。ですので、プログラミングは理系(算数や理科)の仲間といわれることが多いのですが、前述のプログラミング的思考の考え方をふりかえってみると、文系(国語や社会)でも十分に役に立ちますし、学習だけでなく生活面でも活かすことができるのです。山手学院ホームページにプログラミング通信のバックナンバーを掲載しております。気になる方はご覧ください)  とはいえ、プログラミングとして理系教科を想像しやすいという点では、多くの人が納得いただけるかと思います。  さて、プログラミング的思考を今年度から実施するにあたり、文部科学省では今までになく授業事例をあげて、教職員向けにこのような授業をしたらどうかという案をあげています。教科書では、電気の単元の授業でプログラミングを取り上げています。(理科の授業事例が電気だったからでしょうか、教員も理解をしやすかったからでしょうか)  電気以外の、小学4年生では温度、小学5年生では天気、小学6年生でも水溶液といった単元でも、順次実行や繰り返し、条件分岐といったプログラミング的思考をつかって考えることができます。  QUREOで学習していくなかでも、順次実行や繰り返し、条件分岐といった考え方を学んでいきます。Chapterが進んでも、前に学習したことももちろん出てきますから、身につけていきましょう。 答えを見る

そろばん通信|2020年11月号

論語と算盤  9月に行われた自民党総裁選で、候補者の一人が「論語と算盤」という国家像を掲げました。埼玉県の偉人の一人である渋沢栄一の著書『論語と算盤』に想を得たものでしょう。  ずいぶんむかしの本ですが、渋沢栄一は2021年のNHK大河ドラマの主人公ですので、これからベストセラーとして復活するかもしれません。ただし、できれば、原文を読んでください。もともと口述筆記ですので、原文からは渋沢栄一の声が聞こえますが、現代語に書き直されたものからは聞こえません。  さて、『論語』は、中国の思想家である孔子の言行録です。渋沢栄一は、孔子の教えを人生の信条としていました。渋沢は、論語で一生を貫き、論語の精神で商売を続けました。「論語と算盤」は、いいかえれば、「道徳と経済」です。  『論語と算盤』のなかで、渋沢は「勉強」ということを強調します。しかし、わたしたちが使う意味では使っていません。訓読すれば「勉め強いる」ですから、「むりしてもやる」という意味であり、わたしたちは「勉強しなきゃ!」という感じで使っていますが・・・。  渋沢は、豊臣秀吉の長所中の長所が「勉強」であると主張します。  秀吉が織田信長の草履取りをしていたとき、冬であれば、信長の草履をふところに入れて温めていました。ここまで行き届くのは、よほどの「勉強」です。  信長が朝早く外出しようとするとき、秀吉はいつでも最初に信長の声に応じました。非凡な「勉強家」です。  本能寺の変のとき、岡山県から京都府まで、秀吉は軍を率いて13日で引き返しました。尋常ならざる「勉強家」であった証拠です。  渋沢は、秀吉のこの「勉強」が、秀吉に天下統一をなさしめたのだと断言します。  どうでしょうか。渋沢栄一の「勉強」のイメージがつかめたでしょうか。  『論語と算盤』を読んで感じてもらうしかないのですが、わたしたちのそろばんに置き換えていえば、「自分でそろばんを弾いて勉強しろ」というのが渋沢の言いたかったことです。「自分でそろばんを弾かないようなやつは立派になれないぞ」というアドバイスです。渋沢栄一は銀行家でもありましたから、小さな単位の計算違いも見逃しません。そろばんを弾くことを大切にしないようなやつに、大きなことを成功させることはできない、というのが彼の考えです。  明治4年、大蔵省に西洋式簿記を導入し、伝票によって金銭を出納することにしたのも渋沢栄一でした。伝票算は、全珠連の珠算検定では、3級以上の選択種目になっていますね。  現在の日本に必要なのは、渋沢栄一のような人物です。  残念ながら、自分でそろばんを弾いたことがないような人たちが、現在の日本を動かしています。  論語と算盤が一致していれば、また、道徳と経済が一体化していれば、日本は、現在のような事態にはなっていないはずです。  渋沢栄一の批判は、今日でも、そのまま続いています。そろばんを弾いている小学生のみなさんが大人になるころには、もっといい日本になっていることを願います。  「自分でそろばんを弾くこと」は、渋沢栄一のいう「勉強」のスタートです。  積極的に取り組みましょう。 学院長 筒井保明