令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜基準が公表されました。
 各高校の基準については、埼玉県のホームページからご確認ください。

 https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/r5senbatsu-kijun.html

 埼玉県教育局より「魅力ある県立高校づくり第2期実施方策(案)」が公表されました。
 今後の生徒数の減少を踏まえ、第2期(案)では、12校を6校に統合することが発表されています。
 なお、第1期では飯能と飯能南、児玉と児玉白楊が統合され、令和5年度入学者選抜では新校として募集が実施されます。

 今回の案で統合の対象となった高校は次の通りです。

 ○ 国際感覚を身に付けたグローバル人材を育成する高校の設置
  和光国際と和光  岩槻と岩槻北陵  秩父と皆野

 ○ アニメーション・美術分野で活躍できる人材を育成する高校の設置
  越生と鳩山

 ○ ビジネス分野で活躍できる人材を育成する高校の設置
  八潮南と八潮

 ○ 先端産業分野で活躍できる人材を育成する高校の設置
  大宮工業と浦和工業

 統合の対象となった高校のうち、和光・岩槻北陵・皆野・鳩山・八潮・浦和工業の入学者選抜は令和5年度までの実施となり、新校としての募集は令和8年度より実施される予定です。

 埼玉県は、令和5年度埼玉県公立高等学校第1学年及び専攻科第1学年並びに県立中学校第1学年生徒募集人員を発表しました。
 前年度と比べると全体で720人の減となっています。
 募集人員の増減があった高校は次の通りです。

[募集人員減](15校・合計600人減)

 上尾鷹の台(240→200)
 朝霞(360→320)
 浦和北(360→320)
 大宮東(280→240)
 桶川(320→280)
 春日部女子(普通)(280→240)
 川口(360→320)
 川越西(360→320)
 越ケ谷(360→320)
 狭山経済(会計)(80→40)
 志木(280→240)
 庄和(200→160)
 所沢商業(ビジネス会計)(80→40)
 草加南(普通)(280→240)
 富士見(240→200)

 また、魅力ある県立高校づくり第1期実施方策に伴い、児玉白楊高校と児玉高校および飯能高校と飯能南高校が統合されます。これにより、120人分の募集人員が減少します。
 児玉白楊高校と児玉高校の統合校に設置される科は普通科・生物資源科・環境デザイン科・機械科・電子機械科です。募集人員は240人です。
 飯能高校と飯能南高校の統合校に設置される科は普通科です。募集人員は280人です。

詳しくは埼玉県のホームページをご確認ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2207/nyugakusya-senbatsu/boshujininichiran.html

 埼玉県より、令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学校選択問題実施校が発表されました。
 昨年度からの変更はなく、実施校は次の22校です。学校選択問題は、数学と英語について実施されます。

〈学校選択問題実施校〉

 浦和・浦和第一女子・浦和西・大宮・春日部・川口北・川越・川越女子・川越南・熊谷・熊谷女子・熊谷西・越ケ谷・越谷北・所沢・所沢北・不動岡・和光国際・蕨・さいたま市立浦和・さいたま市立大宮北・川口市立

 また、出題の基本方針と出題範囲についても発表されています。
 こちらも昨年からの変更はなく、例年通りの内容です。

〈出題の基本方針〉
  1. 中学校における平素の学習を重んじ、中学校学習指導要領に基づいて出題する。
  2. 基礎的な知識及び技能をみる問題とともに、知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等の能力をみる問題の出題に配慮する。
  3. 各教科の目標に照らして、受検者の学力を十分に把握できるように、出題の内容及び出題数に配慮するとともに、記述による解答を求めるよう配慮する。
〈出題範囲〉
  1. 実施教科
    国語、社会、数学、理科、英語の5教科とする。
  2. 出題範囲
    中学校学習指導要領に基づいて出題する。
    なお、英語には、リスニングテストを含む。

 埼玉県教育委員会より、令和4年度の入学者選抜実施状況が公表されました。令和4年度を含む、過去3年間の各教科の平均点と受検者数は次の通りです。

 令和3年度入試では、中学校の臨時休業等を踏まえ、学力検査の出題範囲が配慮されましたが、令和4年度入試では通常の出題範囲に戻っていますので、前年度との単純比較はできません。

 全体的な傾向を見ると、令和2年度では学力検査問題の数学の平均点が60点を超え、易化傾向が見られましたが、今年は50点を下回り48.0点でした。40点台の平均点となるのは平成31年度入試以来です。また、学校選択問題の数学についても42.6点とかなり低い平均点となっています。こちらも40点台の平均点となるのは平成30年度入試以来になります。一方、国語については通常の出題範囲で実施された今年の入試でも、前年度に引き続き平均点が60点を超えています。

 なお、例年通りであれば、小問ごとの通過率(正答率)等の詳細なデータは7月上旬までに発表されます。

 欠員補充を実施した学校については、63校、1,682人となり、昨年よりも4校、224人増えています。募集人員の充足しない学校数(欠員補充後)は59校となり、昨年よりも2校増えています。

 埼玉県より公立高等学校入学者選抜の入学志願確定数が発表されました。

《全日制》

 40,265人 1.10倍(昨年同時期1.09倍)
  2/15発表の入学者志願者数より188人減りました。

《普通科》

 31,004人 1.14倍
  2/15発表の入学志願者数より160人減りました。

《専門学科》

 7,642人 0.98倍(昨年同時期0.98倍)
  2/15発表の入学志願者数より25人減りました。

《総合学科》

 1,619人 0.93倍(昨年同時期0.95倍)
  2/15発表の入学志願者数より3人減りました。

2/15の発表の入試志願倍率よりも倍率が下がった主な高校

《普通科》

県立浦和   -0.11(37人減)
市立川越   -0.08(12人減)
大宮     -0.07(23人減)
市立浦和   -0.07(16人減)
浦和第一女子 -0.06(21人減)
入間向陽   -0.06(17人減)
鶴ヶ島清風  -0.06(12人減)
上尾南    -0.06(12人減)

《専門学科》

大宮(理数)      -0.43(17人減)
八潮南(情報処理)   -0.16(13人減)
市立川越(国際経済)  -0.16(11人減)
熊谷西(理数)     -0.15(6人減)
三郷工業技術(情報処理)-0.13(5人減)
熊谷農業(生物生産技術)-0.13(10人減)

《総合学科》

川越総合 -0.07(17人減)
吉川美南 -0.04(5人減)
小鹿野  -0.03(4人減)
久喜北陽 -0.02(4人減)

各校の詳細につきましては埼玉県のHPでご確認ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/r4nyuushi-jouhou.html

 埼玉県から2回目の進路希望状況調査の結果が発表されました。令和31215日現在の調査結果です。
 県内全体の進学希望者は98.6%で前年同時期よりも0.1ポイント低下しました。
 進学希望者の内訳を見ると、高等学校全日制課程の希望者の割合は90.6%で、前年度同時期よりも0.6ポイント低くなっています。
 県内公立高校への進学希望者は65.1%(前年度同時期-0.3ポイント)、県内私立高校への進学希望者は18.0%(前年度同時期-0.3ポイント)、県外の高校への進学希望者は7.1%(前年度同時期-0.1ポイント)です。
 一方で通信制課程の希望者は4.6%と、前年度よりも0.5ポイント高くなり、過去20年間では最も高い値です。
 県内の全日制公立高等学校全体の進学希望者は、内部進学希望者159人を除くと41,102人で、募集人員36,720人に対する割合は1.12倍となり、過去20年間で最も低かった昨年と同率です。
 学科別では普通科1.19倍、専門学科0.93倍、総合学科0.92倍となっています。

埼玉県内の公立高校で、倍率が高い高校・学科は次の通りです。

全日制普通科

※倍率上位5校の過去3年間の推移

学校名 学科等 男女共 募集 12/15志願者数 調査等 募集年度
合計 2022 2021 2020
さいたま市立浦和 普通 240 268 405 673 10/1 3.53 2.73 2.56
12/15 2.80 2.29 2.13
実質倍率 1.84 1.55
川口市立 普通 280 352 357 709 10/1 3.34 3.06 2.58
12/15 2.53 2.42 1.86
実質倍率 1.71 1.20
川越市立川越 普通 140 81 269 350 10/1 3.95 4.34 3.30
12/15 2.50 2.90 1.93
実質倍率 1.62 1.20
浦和西 普通 358 336 346 682 10/1 2.32 2.34 2.41
12/15 1.91 1.78 1.96
実質倍率 1.37 1.52
さいたま市立浦和南 普通 320 297 280 577 10/1 1.82 1.54 1.90
12/15 1.80 1.32 1.53
実質倍率 1.19 1.36

表は横にスクロールできます。

全日制専門学科・総合学科

※倍率上位5校の過去3年間の推移

学校名 学科等 男女共 募集 12/15志願者数 調査等 募集年度
合計 2022 2021 2020
大宮 理数 40 57 34 91 10/1 2.55 2.55 1.73
12/15 2.28 2.18 1.38
実質倍率 2.28 1.88
和光国際 外国語 79 27 112 139 10/1 1.48 1.24 1.56
12/15 1.76 1.08 1.35
実質倍率 1.04 1.42
川口市立 理数 40 57 13 70 10/1 2.18 1.98 1.30
12/15 1.75 1.83 1.23
実質倍率 2.05 1.43
川越工業 建築 40 52 17 69 10/1 1.85 1.93 1.75
12/15 1.73 1.38 1.28
実質倍率 1.18 1.08
所沢北 理数 40 45 24 69 10/1 1.28 1.43 1.08
12/15 1.73 1.33 1.45
実質倍率 1.73 1.55

表は横にスクロールできます。

詳しくは埼玉県のHPでご確認ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2203/news/page/news2022011301.html

 埼玉県教育委員会から、1回目の進路希望状況調査結果が発表されました。令和3年10月1日現在の集計結果です。
 今年の埼玉県全体の中学校卒業予定者数は63,359人で、前年同期より1,619人増加しています。
 県内の全日制公立高等学校全体の進学希望者は43,274人で、募集人員36,720人に対する割合は1.18倍と、過去20年間で最も低かった昨年よりもさらに低くなっています。
 学科別では、普通科が1.28倍、専門学科が0.89倍、総合学科が0.95倍です。普通科は昨年よりも0.01ポイント低下し、総合学科は過去20年間で初めて1.0倍を下回りました。

県内の公立高校で、倍率が高い高校・学科は次の通りです。

■全日制普通科
市立川越 普通科 3.95倍
市立浦和 普通科 3.53倍
川口市立 普通科 3.34倍
川越南 普通科 2.32倍
浦和西 普通科 2.32倍

 普通科で倍率が2倍を超えている高校は7校です。(市立川越・市立浦和・川口市立・川越南・浦和西・南陵・鳩ヶ谷)

■全日制専門学科・総合学科
大宮 理数科 2.55倍
川口市立 理数科 2.18倍
芸術総合 美術科 1.98倍
川越総合 総合学科 1.87倍
川越工業 建築科 1.85倍

 近年、進学希望者が減少傾向にある外国語科は、1.02倍と前年よりもさらに0.05ポイント低下しています。
 平均倍率が1.0倍を下回った総合学科で1.0倍を超えた高校は、川越総合と久喜北陽の2校です。

 詳細につきましては埼玉県のホームページでご確認ください。
 なお、次回の進路希望状況調査は12月に実施、1月に公表されます。今回の進路希望状況調査は、中学校での進路指導が本格化する前の調査結果です。今後大きく変わる可能性があります。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2203/news/page/news2021102801.html

 令和5年度の埼玉県公立高等学校入学者選抜の日程が発表されました。現中学2年生が受検する公立入試の日程になります。
 昨年は5月28日に発表されましたので、例年よりも5か月遅れの発表となっています。

令和5年2月22日(水) 学力検査
令和5年2月24日(金) 実技検査、面接
令和5年3月 3日(金) 入学許可候補者発表
令和5年3月 6日(月) 追検査
令和5年3月 8日(水) 追検査入学許可候補者発表

 令和5年は2月23日(木)が天皇誕生日で祝日となるため、学力検査と実技検査・面接は祝日をはさんでの実施となります。
 なお、現中学3年生の受検日は2月24日(木)ですので、日程的には2日前倒しとなります。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/news/page/news2021102801.html

 県教育委員会は、令和4年度埼玉県公立高等学校第1学年及び専攻科第1学年並びに県立中学校第1学年生徒募集人員を発表しました。
 令和4年度については、埼玉県全体の中学校等卒業予定者が約1,600人増加することが見込まれるため、全日制全体で680人の募集増となります。

詳しくは埼玉県のホームページをご確認ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2207/nyugakusya-senbatsu/boshujininichiran.html