2024/09/03 05:47配信
山手学院こども教育研究所メルマガ
バックナンバー
2024年9月2日
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9/2 現状打破
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
将来の目標を考えるとき、現状にとらわれて
はならない。現状のなかで目標を考えると、
目標が小さくなるだけでなく、なかなか現状
を打破できなくなる。
自分の持つ本来の力を発揮するためには、自
分が本当に望んでいることを目標にするべき
なのだ。
他人に意見を聞くと、その人は目の前の人の
現状を見て、現状から予想できる範囲でアド
バイスするだろう。それでは、いつまでも現
状から離れることができない。
いちど自分の現状を無視して、なりたいもの
や成し遂げたいことを自由に考えてみよう。
いつでも目標が先で、その目標を達成するた
めに必要なことが後から決まるのだ。
たとえば、ここに中学生の男子がいて、1学
期の通知表評定の合計が27であるとする。
彼は27を基準にして、行きたい高校を考え、
受験ガイドや先生のアドバイスなどから、S
高校にとりあえず決める。すると、今後の通
知表評定も27前後で停滞するかもしれない。
なぜなら、彼は、通知表評定27を前提にして
学習に取り組むだろうからだ。
どうしても現状維持になりがちになる。
一方、別の中学生の男子がいて、おなじく通
知表評定の合計は27である。
彼はエンジニアになりたいと思い、M高校理
数科に行きたい、と考えた。
先生に相談すると、まず必要とされる通知表
評定の合計は36以上。
現状の27では、かなり足りない。
では、どうしたらいいのか?
答えは、自分の通知表評定の合計を36以上に
すればいい。
彼は、各教科の通知表評定を4以上にするた
めに、毎回の授業の取り組み態度を改善し、
定期テストに向けて着実に学習を重ねた。
4を取るためには、各教科の観点別評価でA
を二つ、取ればいいとわかっている。
結果として、2学期の通知表評定は36を超え
て、40になった。
目標が先に決まると、いくつかの必要な条件
がはっきりしてくる。受験であれば、いくつ
かの必要な条件を満たしていくことが、志望
校合格につながる。
現状にとらわれると、人は、おなじところで
足踏みしてしまう。
本来の目標は、現状を打破し、達成に向けて
前進していくためにある。
目標に制限はなく、目標が大きければ大きい
ほど、少しでも早く、真剣に取り組むことが
求められるのだ。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月の教育アドバイス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
遊びは子ども時代の仕事である。
Play is the work of childhood.
(心理学者ジャン・ピアジェ1896-1980)
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご質問等がございましたら、ぜひお知らせく
ださい。
山手学院こども教育研究所
E-mail ykl@yamate-gakuin.co.jp
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
不登校や転学、また通信制高校の選択など、
子どもたちの抱える問題をご相談ください。
[山手学院サポート]
https://www.yamate-gakuin.co.jp/yamate-support/
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お友達にご紹介ください。
小学生にも中学生にも役立つ情報を配信いた
します。ぜひお友達に山手学院こども教育研
究所メールマガジンをご紹介ください。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[山手学院ホームページ]
https://www.yamate-gakuin.co.jp/
[メルマガ バックナンバー]
https://www.yamate-gakuin.co.jp/backnumber
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■山手学院こども教育研究所メルマガの登録
解除は、以下のURLをクリックしてお手続き
ください。
https://www.yamate-gakuin.co.jp/mail-magazine-cancel/
- カテゴリーがありません