
埼玉県教育委員会は、10月11日(金)に「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施要項・入学者選抜要領」の暫定版を公表しました。9月26日に公表された「基本方針」に基づくものです。
今回公表されたもののうち、作文(小論文)と面接についてお知らせします。
1.作文(小論文)について
特色検査のうち、作文(小論文)を実施する場合について、詳しい内容が公表されました。検査時間は原則として30分から60分、字数は600字から1,000字となっています。
入学者選抜要項に掲載されている作文(小論文)の内容は次の通りです。
(2) 作文(小論文)
ア 作文(小論文)を実施する学科、コース等〔別表○〕(令和8年5月(予定)に公表する。)の志願者は、作文(小論文)を受けなければならない。
イ 内容等は、次のとおりとする。
(ア) 当該高等学校長は、中学校学習指導要領に示された内容の範囲から、学科、コース等の特等に応じて、作文(小論文)の内容を定める。
(イ) 時間は、原則として30分~60分とする。
(ウ) 字数は、原則として600字~1,000字とする。
2.面接について
「面接実施要領」についても公表されました。『各高等学校が「入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)」をもとに、各学校の学科・コース等の特色等を踏まえ、志願者の個性や適性、意欲等を把握し選抜の資料とすることを目的に、面接を実施する。』とされています。個人面接または集団面接で、面接委員は2人以上を1組、面接時間は1人10分程度となりました。
公表された方法等については次の通りです。
方法等
ア 全ての志願者に面接を実施する。
イ 自己評価資料は、事前提出し、面接の際の参考とする。
ウ 個人面接又は集団面接として、時間は志願者1人当たり10分程度とする。
エ 面接委員は教諭等を充て、2人以上を1組とする。
オ 志願者は、これまでの自分の体験を振り返り、力を注いだことや努力をしたこと、また高等学校入学後や将来取り組んでみたいこと、自己PRなどについて、自己評価資料を参考に、自らの言葉で表現する。
詳しくは埼玉県教育委員会のHPをご確認ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/nyushi/r9nyushijyoho.html