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HOTLINE202511 進路の決定時期はいつ? 浦和第一女子高校の説明会より
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2025/11/19
HOTLINE202511 進路の決定時期はいつ? 浦和第一女子高校の説明会より

今年はいろいろな公立高校で教育関係者を対象とした説明会が実施されています。今までにも公立高校による、教育関係者(塾を含む)を対象とした説明会はありましたが、今年は大宮高校や和光国際高校などでも実施されるようになっており、広がりを見せています。来年から入試が大きく変わることや新たな学科の新設など、実施の理由はさまざまだと思いますが、高校授業料無償化の影響で私立高校を志望校とする中3生が増えていることも背景にありそうです。

11月15日に教育関係者を対象とした説明会が浦和第一女子高校で初めて実施されました。10月末に県から公表された1回目の進路希望調査では1.08倍という低倍率でしたので、今年の入試がどうなるか気になるところです。これが一昨年来続く共学化の議論の影響なのか、高校授業料無償化の影響かは今のところわかりません。しかし、難関大学への進学者も毎年多数輩出する県内有数の進学校であり、明治33年設立、125年続く伝統校です。多くの人に興味を持っていただきたい高校の一つです。なお、山手学院からは3年連続で全受検生が合格しています。

さて、説明会の中で、次のような話がありました。

「いつ浦和第一女子高校の受検を決めたのか」

過去4年の平均値として示していただいた数字をグラフにしてみました。

過去4年の平均値では、中3の秋が最も高く23.3%となっており、この傾向は毎年変わらないとのことです。

志望校決定までには、周囲の話を聞くことや、学校見学会、説明会、部活動体験への参加など、いろいろな準備が必要です。したがって、時間的に余裕のある中学1・2年生のうちから情報を集めておいた方がよいでしょう。その中で志望校が見つかれば、早いうちから準備が進められます。目標を持つことで学習にもよい影響を与えるでしょう。

浦和第一女子高校に入学した先輩方が志望校として決めた理由は「学校の雰囲気」が毎年突出しているとのことでした。学校を自分の目で見て、その雰囲気を体験してみることは大切ですね。

近年では、3学期に中1・2年生を対象とした説明会を実施する公立高校が増えています。高校によっては中学3年生を対象とした説明会に参加できる場合もありますので、定期的に興味のある高校のホームページなどを確認してみてください。 12月には「令和9年度入学者選抜 各高校の選抜実施内容(暫定版)」が公表されます。浦和第一女子高校では、この内容などに関する説明会を1月24日(土)に実施するとのことでした。興味のある方は浦和第一女子高校のホームページから詳細をご確認の上、お申し込みください。