
さる2025年1月中旬、大学入学共通テスト(共通テスト)が行われました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今年の入試では初めて「情報Ⅰ」が科目として出題され、東京大学をはじめ、ほとんどの国立大学が1次試験科目として採用しました。
これからの小学生・中学生・高校生は、「情報Ⅰ」の知識、AI時代に必須の「プログラミング的思考(≒論理的思考)」の習得が求められます。
これらの力が問われる、共通テスト「情報Ⅰ」と「山手プログラミング教室」および「プログラミング能力検定」の関係性、どうしてプログラミングを学習するのか、についてお話しいたします。
- ●大学入学共通テスト「情報Ⅰ」 2025年1月実施分から開始された科目で、内容にプログラミング分野を含む。国立大学では必須。
- ●山手プログラミング教室 初級のビジュアル言語からテキスト言語まで指導。(学童のプラスワンレッスンでもプログラミング基礎を実施)
- ●プログラミング検定(プロ検) プログラミング総合研究所が運営する実施会場数日本一のプログラミング検定

下の表のように、共通テスト「情報Ⅰ」の内容と「プログラミング検定」の内容、プログラミング教室で学習する内容で出題が重なった箇所を見ると、今回の共通テスト「情報Ⅰ」は、「プログラミング能力検定(テキスト版)」の、レベル1~2内容から多く出題されているのがわかります。
大問3(配点25/100点)では、課題の内容を理解(文章からどういうことを行いたいのかを把握・理解)し、実際に仮想言語でプログラミングの設計を行う問題がありました。その中では
● 変数(テキスト:レベル1、ビジュアル:レベル3)
● 配列(テキスト:レベル2)
● if文(テキスト:レベル1、ビジュアル:レベル1)
● for文(テキスト:レベル2)
が使用されていました。

「情報Ⅰ」は今回が初めての入試であり、教科「情報」としての学習時間が限られていたことや、受験生の小学生時代には基礎的な過程がなかった状態での入試だったため、今回の試験では「プロ検」レベル2程度までの内容が多く出題されました。その結果、平均点が70点を超えたことから、プログラミングなどに興味がある生徒にとっては、比較的簡単な試験だったと言えるかもしれません。
共通テスト「情報Ⅰ」の試作問題は「プログラミング能力検定」テキストのレベル5の内容を含んでいます。今後は、小中高等学校におけるプログラミング教育の充実、大学からの要請、高校現場での教育の向上を背景に、「情報Ⅰ」の出題内容がさらに難化することも予想されます。
プログラミングやプログラミング的思考を身に付けることができれば、これからの社会で必要な力を養うだけでなく、入試においても大きな利点を得ることができます。
山手プログラミング教室では、お子様が楽しみながらプログラミングの概念を学び、共通テスト「情報Ⅰ」にも対応できる力を養成します。AI社会において確実に必要となる【論理的思考力】をぜひ身につけていただきたいと考えています。
山手プログラミング教室の詳細については、各校舎までお問い合わせください。
