中学校の新年度開始から約2か月が経過し、新学年の生活にも慣れてきた頃だと思います。授業のスピードも徐々に上がってきていると思いますが、その中で学習内容に難しさを感じたり、定期テストを前に学習法で悩んだりしているかもしれません。
そこで今回は、夏休みが終わるまでにどのような学習を行っておくとよいかをお伝えします。
中1:単語力の強化
中学1年生の1学期は、【be動詞・一般動詞・助動詞can】のルールをしっかり使い分けることと並行して、単語の学習法を確立させることが大切です。小学校までの英語とは異なり、中学校の定期テストで点数を取るためには「正しいつづりを書く」ことが不可欠です。しかし、ノートに10回ずつ同じ単語を書き殴るような「手の運動」になってしまっては、あまり意味がありません。高校受験を見据えた正しい単語暗記は、以下の3つのステップで行います。
①「音」から入ろう
正しい発音を知らない単語は、正しく書くことが難しく、リスニングでも聞き取れません。まずは声に出して発音して、音とつづりを一致させましょう。
②短時間でテストしてみよう
赤シートなどで隠し、「2秒以内に意味とつづりが思い出せるか」をクイックチェックします。時間をかけるより、回数(接触頻度)を増やす方が脳に記憶されます。
③間違えた単語だけを練習しよう
自力で書けなかった単語だけをピックアップし、つづりを確認しながら丁寧に練習します。
山手学院で配布している単語範囲表や、学校の定期テスト範囲の単語も、このような作業を通して確実に書けるようにすることが必要です。夏休みまでに、今後の英語学習の土台となる語彙力をしっかりと身につけることを目指します。
中2:文法知識の強化
中学2年生の文法は、中学1年生で習うものに比べ、単元数こそ少ないものの、「不定詞」や「比較」など、単なる暗記では乗り切れない単元が増え、入試に直結する重要な内容を扱います。昨年度の埼玉県公立入試(学力検査問題)では、中2の文法知識が直接設問に含まれているものだけで、全体の約30%にも達しています。語彙力を強化することと並行して、文法知識をしっかりと身につけましょう。そのために、日々の学習の中で以下のことを行うようにしてください。
①「音」から入ろう
テキストを見ながら、その週に学習した単元の基本文の音声を聞き、実際に発音して確認します。
②間違えた問題を解き直そう
授業で解いた問題の解き直しを行います。間違えてしまった場合は解答を写すのではなく、ノートやテキストに戻って解き方を確認します。
③宿題の演習を通して定着を確認しよう
宿題で類題を解き、知識が身についているかを確かめます。解説を見ずに自力で解けるとよいですね。
定期テストだけでなく、実力テスト(北辰テストや育伸テスト)の得点を上げるために、来年度の入試を見据えた英語の学習法を今のうちから確立しましょう。
