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TOPPOST学院長からのメッセージ 2017 February
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学院長からのメッセージ 2017 February
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2019/11/14
学院長からのメッセージ 2017 February

学習方法を身につけよう!

Learn How to Learn!

 1960年代、グレン・ドーマンは、脳に傷を負った子どもたちに学習を指導しながら、幼児や子どもたちへの学習方法を発見した。神経科学から見てもうなずけるものであり、当時としては卓見に富んでいる。
 さて、赤ちゃんや幼児は、本が読めるのか?
 ドーマン博士は、脳に傷を負った子どもたちが読めるようになるように、「読める」と結論づけた。それをまとめたのが、最初の著作である『赤ちゃんに読み方をどう教えるか』(How to teach your baby to read)である。「脳は自然に学習を吸収する」という基本的な考え方は、モンテッソーリ教育の立場でもあり、妥当なものだ。
 まず、学習前に、親子が「ともに楽しく学びたい」という状態であることを確かめる。もし、どちらかにとって「素敵な時間」でないなら、やってはいけない。楽しく、速く、が学習のポイント。「子どもたちはじっと見つめない。見つめる必要がない。かれらは、スポンジのように吸収する」からだ。
【ステップ1】 単語(Single words)hand, mouth など、馴染みのある言葉を、大きなカードに、太い赤文字で書く。ABCではなく、単語そのものを教える。Mommyという単語を見せたら、「これはMommy」とはっきり話す。文字は1秒だけ見せてもよい。
【ステップ2】 二語の組み合わせ(Couplets)(色と物、状態と対象などの組み合わせ。blue eyes, violet grapes, big chair, little chair など。あとは単語と同じ)
【ステップ3】 二語以上の組み合わせ(Phrases)Mommy is jumping, Daddy is eating のようなフレーズをつくり、5日間、三回ずつ見せる。
【ステップ4】 一文(Sentences)Mommy is eating a yellow banana. のような文をつくる。文字を少しずつ小さくしていき、文字数を増やし、赤文字を黒文字に変えていく。
【ステップ5】 本(Books)子どもにとって興味深い本を読み聞かせる。子どもが自発的に読もうとしたら、任せる。自然な速度で読み聞かせをする。子どもが音読したがったら、音読させる。そうでないときは、黙読させる。(語彙を増やすときは、シソーラス(類語集)を使う)
 これだけのことであるが、普遍文法や生成文法の考え方にも通じるし、脳の学習の手順にも従っている。
 まず音声としての言語があり、その音声に対応する文字があり、単語から始めて、単文、重文、複文…と複雑な文章を認識できるようになり、さらに文で構成された全体(本)を読んで理解できるようになり、それを話したり、書いたりすることによって、言語を身につける。
 言語習得の自然な手順に従えば、君が英語を学ぶとき、まず、目の前の事象に対して、どのように音声としての英語が発せられているのか、を意識する。そして、同じ事象に対して、自分の口で、同じように英語を発してみる。そして、それを繰り返しているうちに、さまざまな事象に対して、どのように英語を発すればいいのか、わかるようになり、英語が使えるようになってくる。この英語に読み書きを伴わせていくのが、本来の学習方法であろう。(君は同じようにして日本語を身につけた)
 効果のある学習方法を身につけることは、とても重要なことである。

学院長 筒井保明

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