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伸びる速度は違っても、育つ力はみんなにある
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2025/11/18
伸びる速度は違っても、育つ力はみんなにある

 子どもたちを見ていると、“同じことがすぐできる子” も “時間がかかってゆっくりできる子” もいます。でも、どちらが偉いわけでも、どちらが正しいわけでもありません。育つ力は、みんなに間違いなく備わっています。ただ、伸びる「タイミング」がひとりひとり違うだけです。冬に力をためて、春に一気に芽を伸ばす植物のように、見えないところで力をためている子もたくさんいます。

■子どもの成長を止めてしまうのは、「責任の押しつけ合い」

 成績が思うように伸びていかないとき、大人も子どもも、つい理由を探してしまいます。

 「もっとちゃんとさせておけばよかった」

 「やる気がないのが悪い」

 「塾でちゃんと勉強してないのでは」

 でも、こうした“原因探し”は、実は子どもの成長にはあまり役に立ちません。むしろ、責任の押しつけ合いが、子どもにとって一番つらいことだと感じています。

子どもは、「誰のせいか」より「これから何をすればいいのか」を知りたいのです。

 私どもも、過去の“うまくいかなかった理由”より、未来に向けた“次の一歩”を一緒に作ることを大切にし

 伸び悩んでいる生徒がいるなら、私たちはまず自分たちの関わり方を振り返ります。

・わかりづらい説明はなかったか

・宿題量が適切だったか

・声かけのタイミングは合っていたか

・子どもの変化に気づけていたか

・得意・苦手の把握が甘くなかったか

 教育は「指導したら終わり」ではありません。指導が伝わっていないなら、伝え方の改善こそ塾の責任です。そこから逃げずに、私たちは改善を続けます。

 これは、子どものせいでも保護者のせいでもありません。“塾としてやるべきこと” であり、

 その積み重ねが信頼につながると考えています。

■12月──「育つ力が動き出す時期」を大切に

 冬は、一見すると何も変わっていないように見える季節です。しかし自然界では、根が静かに力を蓄える時期。学習も同じで、冬の積み重ねは、春に一気に芽になります。

 誰の責任でもなく、ただ“未来に向けて力をためる時間”。その時間を、子どもと一緒に大切にしていきたいと思います。

山手学院 学院長 下村 秀一

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