中学生のときから知っておきたい「高校1年生の『理想パターン』と『負の連鎖』」
5月下旬に多くの高校で定期テストが行われました。
大学進学に強い高校の定期テストは、中学生の定期テストとは以下の3点において全く違う次元のものとなります。
「問題のレベル」・「出題範囲」・「教科数(テストの数)」
そのため、定期テストの準備にも多くの時間がかかることとなります。
今回の定期テスト前も、山手学院高校部の自習室に多くの塾生が集まり、熱心に勉強に励んでいました。山手学院高校部には、定期テスト前だけでなく、日頃から、自習室を利用し、自主勉強に励んでいる塾生もたくさんいます。そういった人たちの中に、定期テストの勉強はもちろん、全国模試や実力テスト、さらには入試対策まで視野に入れて自分の力を高めている人たちがいます。
「定期テストの勉強法をマスターし実践する」→「実力アップに計画的に取り組む」→「入試対策に取り組む」というった順に、日々の勉強の質と量をレベルアップさせていきたいものですね。
高校1年生にとっては、今回の定期テストが高校生になって初めての定期テストとなりました。
今回のテストの手ごたえと反省をもとに、日々の学習を見直し、今後の学習に活かしていきましょう。
以下に、「高校1年生の理想パターン」と「後でかなり苦労する高校1年生の学習パターン」を紹介させていただきます。今は、ちょうどピンクの部分の時期となります。「後でかなり苦労する高校1年生の学習パターン」に陥り始めている人は、ここで学習への取り組み方を劇的に改善させ、次の期間を「高校1年生の理想パターン」で過ごせるよう取り組んでいってください。(高校2年生・高校3年生の方は、過去の取り組みを振り返る資料として、以下の表に目を通してみてください)
≪高1春 理想パターン≫
●万全の準備をして、意識も高め、高校の学習をスタート。部活や課外活動で忙しくなっても勉強のペースを維持し、自ら学ぶ習慣をつくっていく。
●各教科の勉強のしかたをつかんでいく。高校の問題集に日頃から取り組む習慣をつける。
≪高1春 後で苦労するパターン≫
●高校入試が終わったので、しばらくのんびり。学習への意欲がやや不足した状態で、高校の春の宿題をなんとか片づけ、高校に入学。部活などで忙しくなり、勉強の習慣を失っていく。定期テストの直前に焦って勉強する学習サイクルが始まる。
≪高1夏 理想パターン≫
●高校の定期テストで安定して上位に入れるようになる。夏休みは、文化祭の準備や部活で忙しくなるが、勉強のペースを維持し、知識の定着に取り組んでいく。理解が不十分なところを補強し、さらに、難度の高い内容にも取り組んでいく。
≪高1夏 後で苦労するパターン≫
●苦手教科が増え始め、高校内の順位も徐々に下がり、やや下位で定着気味。夏休みも課外活動で毎日が忙しく過ぎていき、集中して勉強することなく9月の学習を迎える。夏休みの宿題には夏休みの終わりにあわてて取り組む。
≪高1秋 理想パターン≫
●毎日の学習習慣を維持し、新単元の学習に意欲的に取り組んでいく。高校内のテストで上位の成績をとることだけでなく、全国模試でも高得点を取れるようになることを目標に日々の学習に取り組んでいく。
≪高1秋 後で苦労するパターン≫
●高校1年生の主要教科である「英語・数学・国語」の中に、かなり苦手だと感じる教科ができる。高校の定期テストで平均点を切る教科も増えてくる。毎日の学習習慣ができていないため、テスト前以外はほとんど自主学習をしない状況に陥ってしまう。
≪高1冬 理想パターン≫
●学習への意識をさらに高め、志望大学現役合格を目指してレベルアップに取り組んでいく。今までに学んだ内容の定着度を高め、新しい学年での学習の準備を進めていく。大学入試情報も積極的に収集して、自分の進学プランを固めていく。
≪高1冬 後で苦労するパターン≫
●そろそろ頑張らないとまずいと感じつつ、どこから手をつけてよいかわからなくなっている。苦手な教科が多く、高校の成績もあまりよくないため、大学進学の選択肢が徐々に狭くなっていく。大学入試の情報にも疎く、受験勉強はまだ先のことだと感じている。
上記の「理想パターン」で、高校1年生の1年間を過ごすことができたら、さらに意欲を高めて高2の学習に取り組んでいきます。高2の夏からは、大学受験の準備が始まります。高2の冬からは、もう皆さんは大学受験生です。
人気の高い難関大学に進学するためには、それに相応しい努力が必要となります
高校3年間は大きな成長のチャンスです。大きな目標をもって、本気で、前向きに、日々の学習に取り組んでいきましょう。
※「後でかなり苦労する高校1年生の学習パターン」で高1を過ごしてしまった高2生・高3生のみなさんは、今から大逆転を目指して、新たな取り組みを始めましょう。1日でも早く取り組み始めることが大切です。
山手学院では大逆転を目指した学習アドバイスやサポートも実施しています。
【お役立ちアドバイス】
大学への進学を予定している人は、中学生の3年間と高校生の3年間をあわせて、「大学進学への準備を進める6年間」と考えてみましょう。この場合、中学3年生で進学先が決定した時点で、前半戦がある程度終了したことになります。大学進学に向けての準備は後半戦の方が質も量も大幅に高いものが求められます。そのため、「高校の進学先が決定した時点で休憩を始めてしまう人」や「高校に入学した時点でのんびりしてしまう人」は、重要な『飛躍への中間地点』で大きな問題を抱えてしまうことになりかねません。
各高校で、成績上位層に入っている人は、「高校入試のときよりも、むしろ高校生になってからの日々の自主学習の方が質も量も高いレベルで頑張れていると思う」という頼もしいコメントをしてくれる人が多いです。
高校進学は人生の大きな選択の一つではありますが、それを目標到達への中間チェックポイントのようにとらえ、中学生で高校の進学先を決定してから高校に入学するまでの期間を「高校での学習への準備をすすめる重要な仕込み期間」、高校に入学してから夏休みまでの期間を「輝く高校生活を送るための重要な初期修行期間」と考えて、熱量高く、日々の学習に取り組んでみてください。(部活や委員会などとも、しっかり両立させましょう)
そうやって作り上げた成長と飛躍の連鎖が、最終的に高3で志望する大学への進学へとつながっていくのです。
【お知らせ】
山手学院では、高校生専門校舎である高校部(EX・本川越校・所沢校)や各校舎の個別スクールにて、皆さんの高校での学習もバッチリサポートさせていただきます。
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