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中1・中2のための古文学習法――「苦手」をなくし、得点源に変える3つのステップ
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2026/09/29
中1・中2のための古文学習法――「苦手」をなくし、得点源に変える3つのステップ

「古文の授業が始まってから分かりづらくなった」と感じる中学生は少なくないようです。少し前の調査にはなりますが、文部科学省・国立教育政策研究所の「全国学力・学習状況調査」でも、「古典【古文・漢文】が好き」と答えた中学生は約3割(29.3%)にとどまり、多くの生徒が親しみを持てずにいる傾向がうかがえます。しかし、古文が現代文と異なるということを頭に入れて学習することができれば、もう少し親しみを持って古文に接することができると思います。そのための学習法を以下に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

学習塾山手学院 古文学習法 文科省資料より

ステップ1:「音読」で読み方の壁を越える

つまずきやすい歴史的仮名遣いは、意味を考える前にまず声に出して「音読」をしてみましょう。声に出す方が記憶に定着しやすいことは、「プロダクション効果」※ としても知られています。古文特有のリズムをつかむためにも、まずは1日5分の音読から始めてみるのがおすすめです。ただ読めるだけでなく、なめらかに読めるようになることを目指して下さい。

ステップ2:教科書に出てくる古文単語を覚える

重要単語の多くは「教科書の注釈(脚注)」に書かれています。まずは、この重要単語を覚えて、他の文章で出てきたときに訳せるようにしましょう。古文は、現代文の延長ではありますが、現代語と意味が異なる単語も多くあります。例えば、現代語「ありがたい」は感謝の気持ちを表しますが、古文の「ありがたし」は、めずらしいという意味を表します。そのため、古文単語の意味を正しく訳せないと、内容をしっかりと理解できないことになります。そう考えると、単語を覚えることの重要性が伝わると思います。教科書に出てくる重要単語はそこまで多くありませんが、これらを覚えておくことで、新たな古文を読んだときにも、内容をより深く理解できるようになります。

ステップ3:主語を補い、人物関係を図で整理する

文章で混乱しやすい主な理由は、主語が省略されやすいためです。余白に登場人物の名前を書き出したり、矢印で関係を示す簡単な図を描いたりして状況を整理してみましょう。とくに、会話文については、誰が話し手になっているかについて、しっかりと確認しておきましょう。

学習塾山手学院 古文

このように、「読み方・単語・読解」を軸にした学習を進めることで、古文の内容の理解度が高まります。まずは1日5分の音読から始め、段階的に学習を重ねてみてください。正しい学習手順を身につけ、古文を着実な得点源にできるようにしましょう。

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※プロダクション効果:情報をただ目で見てインプットするよりも、声に出して読んだり書いたりしてアウトプットするほうが、記憶に強く定着しやすくなる現象のこと。

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