埼玉県から2回目の進路希望状況調査の結果が公表されました。令和5年12月15日現在の調査結果です。
 県内全体の進学希望者は98.3%で前年同時期より0.3ポイント低くなっています。
 進学希望者の内訳を見ると、高等学校全日制課程の希望者の割合は88.4%で、前年度同時期よりも1.1ポイント低くなっています。過去20年間では最も低かった昨年よりもさらに低くなっています。
 県内公立高校への進学希望者は63.8%(前年度同時期-0.1ポイント)、県内私立高校への進学希望者は17.3%(前年度同時期-0.8ポイント)、県外の高校への進学希望者は6.8%(前年度同時期-0.3ポイント)です。
 一方で通信制課程の希望者は6.1%と、前年度よりも0.7ポイント高くなり、過去20年間では最も高かった昨年よりもさらに高くなっています。
 県内の全日制公立高等学校全体の進学希望者は、内部進学希望者233人を除くと39,794人で、募集人員35,120人に対する割合は1.13倍となり、昨年よりも0.01ポイント高くなりました。。学科別では普通科1.19倍、専門学科0.96倍、総合学科0.99倍となっています。

埼玉県内の公立高校で、倍率が高い高校・学科は次の通りです。

●全日制普通科
 市立川越 普通科 2.64倍
 市立浦和 普通科 2.34倍
 浦和西  普通科 1.72倍
 越ケ谷  普通科 1.72倍
 川口市立 普通科 1.71倍

 上記5校に加え、1.50倍を超えている普通科は、大宮(1.70)、和光国際(1.69)、所沢(1.67)、川越南(1.62)、上尾(1.61)、越谷南(1.61)、蕨(1.59)、浦和南(1.56)、県立川越(1.55)、熊谷西(1.52)となっています。
 例年、1.5倍を超える所沢北は1.14倍と、前回調査(10月1日調査)と比べ-0.34、昨年同時期と比べても-0.36となっています。

●全日制専門学科・総合学科
 大宮光陵  美術   1.95倍
 大宮    理数   1.88倍
 杉戸農業  食品流通 1.70倍
 市立川越  情報処理 1.70倍
 市立大宮北 理数   1.70倍

詳しくは埼玉県のホームページでご確認ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2203/news/page/news2024011101.html